ライフゲームというのを贔屓にしているサイトで見つけました。
 詳しいことはgoogleとかで「ライフゲーム」で検索するといくらでも詳しいのが見つかるので、説明はその辺にお任せします。適当に探してください。
 大雑把に言うとフィールドに生物(ドット?)を適当に配置すると、それが一定のルールに従って増えたり減ったりするというものです。
 生物の配置が終わってしまうと後は眺めるだけの何と言うことはないものなのですが、眺めているとそれはそれで結構深遠な課題があるのではないかと思えてきたりもします。
 結局我々もこのウインドウの中の生物も同じように与えられた環境の中で増えたり減ったりしているだけで、生物はウインドウの中で、我々は地球の上で、苔か何かのようにこびりついて生きているたかだかそれくらいの存在なのだとか。
 我々が生まれたときから与えられているのは生存とか繁殖とかそんな単純なことだけであって、それ以上のことは元から持っているのでもなければ誰かから与えられるものでもなく、自分で見つける以外にありはしないのだとか。
 
 そういえば一時期自分探しとかいう単語が流行したように記憶しているのですが、あれって今考えると甘え以外の何者でもないですね。
 何も考えなければ我々の人生なんてちょっと複雑なライフゲームとそう変わらないんだから。
 自分とは探すものではなく自己の意思で規定するものです。
 自分がこうありたいと思うなら、そうなれるように努力すればいい。
 できない自分が気に入らなかったら適当な方法で消えればいい。
 幸いなことに、今は遠くに行くのも簡単だし高いところだけならいくらでもそろっているし。
 ただ、餓死だけは結構難しいんじゃないかなと思ってみたり見なかったり。