買いたくもない服を買いに
闇影はとっても服屋とゆーものが嫌いである。
なんつうか、半引きこもり*1の自分には全然場違いなような気がして腰が引けるのだ。
というか買物自体がしんどいので嫌い。服なんて半時間も見ればもう一杯一杯でやる気も何もなくなっちまうんである。いかにも冴えない格好してるから絶対店員が寄ってくるし……ウザいから来るな。
大体、闇影が行って疲れない店なんて本屋だけだし、なんとか大丈夫なのは雑貨屋と電気屋位のもんなんである。
まあ、よーするに闇影は仕事に着ていく服*2以外は、滅多に外出をしないのであんまし服を持ってないってのが現状。
しかし、同期が結婚するというのでそーも言ってられなくなってきて、仕方なく同じ寮に住んでる同期・A嬢についてきてもらって*3買物に行く羽目になってしまったのであった。
一応10時に寮を出ようと話していたのだけれど、思いっきりA嬢寝坊。初っ端から計画狂う(w
とりあえず何とか11時半くらいの電車に乗り、12時過ぎに三宮に到着。
まずは腹ごしらえということで、食事。ちと麺が固いような……でも味付けは悪くなかったんでまあよし。
そこから街をうろつき寄り道をしまくった挙げ句、ようやく服屋へ。
二次会メインと言うことでパーティドレスっぽいものが良いんじゃないかとA嬢が仰るので、とりあえず見てみようとそんなコーナーへ。
あぁ、しかし、こーゆうのを見るのは恥ずかしい……
自分より10センチ以上ちっこいA嬢の後ろに隠れるようにして、こそこそ服を見て回る闇影。というか、店員さんと話するのに彼女を通訳にするんじゃない(苦笑)
あちこち見回った挙げ句、13号じゃ入らねえ! ということになり何とか入りそうな服を見つけようと言うことになったのでしたorz
あっちこっちうろついた挙げ句、やたらぴったりした上着(?)と、ボレロとか言うよくわかんない服を購入。〆て参万五千也。
も、もったいない……費用対効果としては勿体なすぎる!!
どうせ片手の指で足りるくらいしか着ないのに……
大体、普段着てる安物のブラウスなら8枚は買えるやん! スーツでもお釣りが来るやついっぱいあるのに……
……とひとしきり凹みつつ、今度はA嬢のお買い物に従軍。外出用の普段着(?)が欲しいと仰るので、それっぽいところへ。
アレが良いかなとかこれが良いかなとかひとしきり悩んでる彼女を眺めつつ、よくこんなに情熱を注げるなぁと感心する。
僕なら色とサイズを探す時間だけで十分なんだが……
内心そろそろ充電が切れてきたかもと思いつつ、それは似合わんとか恩人に対してひどいことを言う。
いやまあ、言うだけは只だし。
自分が着る訳じゃないし(投げやり)。
そして後(スカートは自前で持ってたので)靴買わないとと言うことで、探索。
ちなみに闇影は既成靴って全くと言っていいほどサイズが合わない人間なのでした。
先の細い靴は爪先が途中で詰まるし、割と足の甲が高いせいで当たって痛いし……
靴売場を延々とうろうろした挙げ句、ぎりぎり許容範囲だったブツを購入。〆て一万四千円也。
……これも低いとはいえヒールがついてるせいで普段には絶対履けなさそうなやつ。しかもサイズ26ってどうなん? 只でさえサイズ大きいのに……ワンサイズ増えてるし(泣)
なんでこんな無駄なものに一日五万も使わなきゃならないんだろう……と、いろいろ涙しながら、いつものところ(ぐらたんはうすぱん)で夕飯を食べて帰宅と相成ったのでした。
その後、折角買ったんだから一回袖を通して見ろとA嬢に言われ、なぜか写メールを撮られたのは別の話。
……それにしても……精神的にも懐具合的にも疲れた一日でした……あああ。
ちなみに、こんなこといってる服嫌いの闇影の部屋着は、一枚2000円とかで売ってる浴衣ですよ。