結構上手いと思ってたのになぁ
一人暮らしって言うのは結構面倒なもんである。
昔は親が当然のようにやってくれてた買物やらおかずの考案(違)なんかも当然やらなきゃいけないし、当然のことながら飯を作っても一緒に食う人はいない。
買物はまだ良い。
炊事も……まあそんなに嫌いな方ではないのでまあ良しとしよう(手が荒れるのは勘弁して欲しいが)。
だがしかし。
どう頑張っても食材がだんだんと冷蔵庫の中に蓄積していくのはどうしたものか、ってのが最近のかなり大きな悩みなのだ。
ジャガイモとかタマネギは結構保つからそんなに気にしなくてもいいんだが、生鮮食料品っていうかまぁ傷みやすいから冷蔵庫に入れとかなきゃいけない野菜なんかは溜まってくると本当に困る。
ネギとかニラなんてすぐ葉っぱの先っちょがしなびてくるくせに結構な量でしか売ってないし、キャベツとか大根なんてあんなの傷む前に一人で食べようと思ったら他のものが食べられない。
ならちょこっと買えばいいじゃんとか言われるかも知れないが、まぁ何だ、大抵のものは纏めて買った方が安い。
だから一円でも食費を削って本を買いたい闇影は小分けの食材なんかを買ってくるわけには行かないのだ。
しかし、困ったことに一人で食べられる分は決まっているし、あんまり長いこと置いておくと生ものはどんどん劣化していく。
しかも基本的に、闇影の覚えてきた料理は食い盛りの弟×3+その他家族なんていう、ものすごく大量消費用の味付け方法なのだ。
分量感覚だって大人数用にチューニングされてる。
要するにおおざっぱなんである。
塩も砂糖も醤油も何も、適当にびしびしっと鍋の中に放り込んで味見して、足りないものを適当に追加していく、そ〜ゆうかんじ。
しかし、一人分だとそう言うわけにはいかないのだ、困ったことに。
今までのノリで適当にやっていたら、あっという間に味が濃くて食べられないものになってしまう。
しかも薄めようとしたらまた食材突っ込まなくてはいけないから量が増えてしまうし。
シチューとかを一人分のつもりで作っても何故か丼一杯分くらい出来上がってしまうし、野菜などを炊いても何故だか三人分くらい出来上がってしまうしで、しかも味が濃かったり薄かったりするもんだから嫌になる。
本当に料理がうまい人なら一人分だろ〜が十人分だろ〜が同じように作れるんだろうが、悲しいかな僕はそこまで腕が良いわけではない。
結論としては適当に試行錯誤しながら覚えて行けってことになるんだろうけど、あーもう、面倒くさいなぁ……。
追記:
冷蔵庫の中の物体をいろいろと処理しないといけないからいろいろとレシピを探してみてるんだが、思った以上に食材……というか調味用に使う副次的な材料が足りない。
でも要るからって買ったとしても副材料って大量に使うわけでもないんで、どんどん冷蔵庫の中に小さい瓶とか容れ物が溜まっていくのは目に見えている。ので買わない。
適当に他のもので補ってはいるけど、こんなことしてるから普通っぽい料理って作れないんだよな。
たまに友達が遊びに来たときに困る。
まあ、それはともかくとして、大分前に買った茄子を使う方法がなくて困ってるので、明日はこんなん見つけたからそれっぽいのを作ってみようと思う。
まあ、片栗粉がないので小麦粉で代用できないかなー、なんて甘いことを考えているのではあるが。