最近年齢の近いいろんな人と飯を食いに行く機会が多かったんですよね。
 友達とか同期とか弟とか。
 で、ふと気がついたんですが……弟以外誰も僕に上座を勧めてはくれないんですよね。
 っていうか弟に席を勧められて感動しました。
 僕が連れ立ってる人を先に通す上に席を勧める習慣があるからかも知れないけど、正直ちょっと寂しいです……はい(´・ω・`)


 最近の人にはあんまり上座下座っていう概念はないのかなぁ。
 ……みんなすとーんと座っちゃうけどさ。
 実生活上で他人目はほとんど気にしないんだけど、なぜかこういうのは気になるんですよね。
 好きな席を選んでねって気分で先に通しちゃうのがあれなのかなぁ。
 でも、先に行って好きな席選んでも、絶対相手を先に座らせないと気が済まないんだろうな。
 ま、上座下座なんて古い概念だって云えばそうなのかも知れないけど、慣習として良い席が決まってるなら相手を良い席に座らせてあげたいって思ってるんですが、で、毎回そんなことをしてるから外側の席が好きだって思われてるのかもしれないけど……なんかこう……すっきりしないんですよね……


 形式として相手を大切に思っていることを表現できるのは良いことだと思うんですけど、覚えてるのが僕一人だけだったら意味がないどころかマイナスなわけで。
 人嫌いの僕がわざわざメシまで食いに行こうって云うんだから、もちろん大事な相手なんだけど、それだけに気遣いに胡座をかかれてるよーな気がしてなんだかもやもやするのはちょっといやなんですよね。
 でも、わざわざそんなこと言うのはもっとイヤだし(ここに書いちゃった時点でもうアレだけどね!)。
 結果として下座に座るのは、別にいいんですよ。
 ま、要するにただの我が儘なんだけどさ。
 慣習って難しいやね。